【BELT3.5】オープンハミング最強説!歌うまへの近道はこれ!
Sep 18, 2023みなさん、こんにちは!
REBELTING ACADEMY NEOトレーナーのNanamiです。
NEOコース生の皆さんは、BELT3ロングトーンのフェーズを習得しているところですが、
先日の動画投稿の課題は「オープンハミング歌唱」でした。
オープンハミングとは?
オープンハミングとは、ワンボイスNEOコースの喉の筋トレシリーズの中に入っている、
重要な基礎練習になります。(3ヶ月ベルティング動画コースの中にも入っています)
ベルティング発声のロングトーンでは高音になるにつれてミックスに寄っていってしまいがちなのですが、
弱々しい声にならないように高音でも地声のグリップを掴み続ける力が必要になります。
その力を鍛える為に、オープンハミングは必須項目。
喉の筋トレシリーズを始めた時から反復的にオープンハミングは練習していますが、
ここで改めて確認、といったところですね。
ハミングって簡単じゃん!と思う方もいるかもしれません。
確かに一般的なハミングとは口を閉じて鼻歌みたいに楽に出すものをイメージしますよね。
しかし!リベルティング発声法では【オープン】ハミングを習得することが必須。
たかがハミング。されどハミング。
前述の通り、ハミングって簡単じゃん!って思う方もいると思います。
でも、それが簡単ではないのです。。。
ハミングは、口を開けるだけで難易度はかなり上がります。
そして何も意識をせずにただハミングすると大抵の方は鼻にかかるのではないでしょうか?
リベルティング発声法では鼻にかかるのはNG。
多少鼻に響きはするものの、音を鳴らすのは絶対的に後ろのポジションです。
段々難しさが伝わってきましたでしょうか。
その証拠に、ワンボイスNEO生達は、アカデミーのChico先生の動画を見ていても、
2ヶ月近く対面レッスンで調整していても、それでもこのオープンハミングを正しく習得するのに苦戦しています。
独特の響きを手に入れる
レッスンの中でオープンハミングのデモンストレーションを初めてさせていただくとき、
ほとんどの方から「どこで音出してるんですか?」と聞かれます。
そのくらい予想外の場所から響きが聞こえてくるんですよね。
説明するだけではなかなか即実践とはいかず、日々自主練習をしていただき、
都度レッスンで確認をしてようやく正しいポジションの感覚が掴めるようになる。といった感じです。
正しい位置でオープンハミングのスケールが出来るようになったら、
次のステップとしてオープンハミングで練習曲を歌ってみます。
こんなに歌の練習に最適なスケールはないと思います。
例えば、筋トレシリーズの中でもカウエクササイズは歌唱での練習には向きませんが、
オープンハミングはどんな歌の練習にも有効です。なんてお得なスケールでしょう!
オープンハミングで歌えるならその歌は普通に歌える。
逆説的に言えば、「オープンハミングで歌えない箇所があるならば、そこは歌えない。」
ということになります。
みんなのオープンハミングが緩かった!
ワンボイスNEOコースでは、ほぼ毎週動画での課題投稿があるのですが、皆さんの投稿を見て、
総括的にChico先生から解説をする動画がFacebookグループにアップされるようになりました!
この解説動画を見て「素晴らしい内容すぎて感動しました!!」というお声をたくさん頂きました。
特に、地声筋と裏声筋の統合のお話とか本当に凄かったですよね!
皆さんオープンハミングがどこで鳴らす声なのかは分かってきましたが、
もっともっと地声感を増すことができます!
そういう意味での「みんなのオープンハミングが緩かった」ですね。
BELT1のBEスケールでも「ふてくされ」の感情は出てきましたが、オープンハミングも同じです。
ベルティングに必要な地声の強化には「ふてくされ・わがまま」感が大切です。
そして、
ふてくされ≒ズル剥け喉カッター
として紹介されていましたね。
こんな感じでChico先生はいろんな角度からオープンハミングを力強く鳴らすコツを教えてくれて、
そしてそのネーミングセンスが秀逸です(笑)
「ズル剥け喉カッター」て!!
NEO生以外の方は謎かもしれませんが、本当に的を射ているのです。
ぜひその真意は次回1月からのNEO2期生として確かめに来ていただけたらと思います!
ベルト3.5の対面レッスン
さて、そんなChico先生の解説動画を見て迎えた3.5の対面レッスン。
「発声の調子はいかがですか?」という問い掛けからレッスンが始まりますが、
今回は生徒さんによってレッスン内容が結構違いました。
・野球部やってたらBELT2のスケールがうまくできなくなった
・オープンハミングをよくよく分析してみたらお腹の使い方が違っていた
・オープンハミングで歌唱してると声帯閉鎖の持久力が持たなくて途中からヘロヘロしてくる
・COWエクササイズの閉鎖力が前より弱くなってる
こんな感じで人それぞれ現在の悩みや課題に違いがあります。
そこを発見しては整える作業を繰り返す訳ですが、課題を大まかにいうと
①声帯を閉じる力。閉じ続ける持久力がまだまだ開発途中
②喉のパイプを開け続ける筋力を喉にインストール中
という感じでしょうか。
みなさんそれぞれにお伝えした強化してほしい練習内容は異なりますが、
日々アカデミー動画の中のChico先生のデモも聞きながら「自分の響きはChico先生と一体何が違うんだろう?」
と自分で考え、気づき、それを自分の喉にインストールする、という作業をぜひ各々
頑張っていただきたいと思います。
【試練】発声をマスターする中で起きること
今回のレッスンで興味深かったのは、「野球部の練習をしていたらBELT2のスケールができなくなった」
ということです。
こういう現象はこれからコース中にもよく起きると思います。
「このスケール前得意だったのに気づいたらうまく出来なくなってる」
また、これとは逆に
「前出来なかったのに今やったら苦手なスケールが簡単に出来るようになってる」
など。
発声をマスターする過程の中で、常に皆さんの喉は進化しています。
毎秒変わり続けている感じです。
前にできたスケールならば不調な日があったとしても絶対にできます。
私がワンボイスマスターコースを受講しているときも、こんな症状が良くありました。
「なんで!前はできたのに!なんで出来なくなってるの!?」
と焦ったり思いつめたり凹むことがたくさんありました。
その度にChico先生は「大丈夫!!!気にしすぎだよ!!絶っっ対できるから!!!簡単だから!!!」と、
たくさん励ましてくれました。
私の口癖が「難しいよぉ。。。」だったので、Chico先生はいつも「簡単だから!!」
と私の発声への認識のバランスを取ろうとしてくれていたんですよね。
Chico先生がよく解説動画で使用しているこの図。
この図を見て分かる通り、「ワンボイス」とは丸い円みたいなことなんですね。
一つ一つのフェーズの声が繋がって最終的に一つの声となるワンボイス。
今は一つずつ発声のフェーズを学んでいますが、やがてひとつに繋がるので、
今できていなくても次のフェーズをやったら出来るようになった、みたいなことが起きます。
なので、私が言えることとしては
「焦らないで大丈夫だよ。気づいたらそのうち出来るようになってるから。」
です!
上達のカギはとにかく楽しむこと
「焦らないで大丈夫だよ。気づいたらそのうち出来るようになってるから。」
なんて、なんだか適当に聞こえるかもしれませんが、実際私もそうだったので、
出来ないフェーズがあったとしてもあまり気にせずに日々の練習を「とにかく楽しむ」ことを一番に、
練習に励んでほしいなと思います。
- 歌って楽しい!
- 私って凄い!
- 俺ってカッコ良い!
- 今の声綺麗!
- いい感じ♡
こんな風に感じられる練習をメインに入れてやっていきましょう!
やみくもに出来ないスケールだけ練習しても楽しくないですもんね!
私もね、いまだに苦手なスケールがありまして、先日も根詰めて練習していたら段々嫌気がさしてきたので、
その日の練習を早々に切り上げて、そのあと好きな歌を好きなように歌いました(笑)
そんな感じで一つの事に固執せずに無理ない範囲で満遍なく練習していくのが「練習を楽しむ」
コツかもしれませんね!!
今回もお読みいただきありがとうございました!
次回BELT4のレポもお楽しみに~♪
この記事を書いた人
____________
NEOトレーナーNanami
「歌を楽しめる場所を」をモットーに
初級・中級レベルの方に向けて東京対面
レッスンやワンボイスNEOを担当しています。
趣味はキックボクシング
一緒にベルトしてスカッとしましょう!
____________
_________________
コース一覧
_________________
▶︎BELT1・トランジションコース
喚声点の悩みを今すぐ克服したい方
https://www.rebeltingacademy.com/belt1
▶︎BELTING動画コース
BELT1〜BELT4まで、ベルティング発声の基礎づくりを学ぶ3ヶ月コース
https://www.rebeltingacademy.com/belting4
▶︎ワンボイスNEOコース
ベルティングの基礎づくりからミックスボイスの入り口まで。
NEOトレーナーと月2回のレッスンが入った最高のカリキュラム!
https://www.rebeltingacademy.com/OVNEO
_________________
単発レッスン
_________________
▶︎NEO東京対面レッスン予約
担当・Nanami
https://calendly.com/rebelting/neotokyo
担当・Yuu
https://calendly.com/yuu19870911/tokyo-feb2022
▶︎大阪・広島対面レッスン予約
メールでお問合せください
[email protected]
▶︎オンラインレッスン予約
https://calendly.com/yuu19870911/60min
▶︎15分無料カウンセリング
レッスンやコース選びを相談したい方
https://calendly.com/yuu19870911/15
その他、日程の希望などご要望があれば
お気軽にご連絡ください。
[email protected]