ベルティング発声のパイオニアChico先生による帰国レッスン潜入レポ!⑤

潜入レポ Sep 27, 2023

みなさんこんにちは~!

NEOトレーナーのNanamiです♪

連日Chico先生の東京対面レッスンが続いております。

 

さぁさぁ!

今日も私Nanamiが潜入していきますよ!!

 

LISTENをフルで歌いたい

本日一人目のクライアントは、Chico先生とのインスタライブでもおなじみのM氏さんです!

 

なんと彼女はワンボイスマスターコースを修了してから、長年の声の悩みを克服して、ライブをするたびにとても好評を得るようになってきたそうです!


個性的で独特の歌声と、豊かな表現力を発揮し、周りから声をかけてくれる機会も増えて今では月10本も定期的にライブされてるそうです。

 

経営者として活躍している中でシンガーとしても精力的に活動されててすごいですよね!!

 

最近のお悩みとしては

 

・ベルティミックスができてるか不安

・Listenをフルで歌いたい

 

とのこと。

 

MさんはChico先生も認める天使のミックスボイスをお持ちですが、それでもやはりListenは難しいそうです。



一通りM氏の歌唱をチェックして、「テンションが足りてないからだよ!」とChico先生。

さらに、声帯の閉鎖力が弱いことを指摘。



ChicoP「ミックスボイスばっかりやってるから閉じる力が弱くなくなってんのよ!」

M氏「そうです、そうなんですーーどうしよう、先生!助けて(笑)」

 

と、いつも素直で可愛いMさん♪

 

閉鎖力・漏らしたら上からタライね(笑)



まずはベルティングの3大要素でもある、声帯を閉じる力。
これを鍛えていくトレーニングを始めます。

 

ベルティングの閉鎖に効果的な特別なハミングをスケールしていきます。

 

ハミングは声を漏らさずに、体の中に声を閉じ込める発声。

最初はいい感じですが、途中、一瞬声が漏れたときに先生がすかさず

「今漏れた!!!」

「もうさー漏れたら上からタライが落ちてきたらいいのに(笑)」

 

一同爆笑(笑)

 

このListenをダイナミックなベルティングで歌うには、地声の高音を封じ込めることができるくらいの強い閉鎖力がないと、後半に連れて大きな張り上げになって喉が締まり喉が疲れて最後まで歌えないそうです。



BELT5のフェーズで習得するコンパクトベルトを使って高音への閉鎖力を強化します。

でもまだ足りない!

 

次はREBELTINGオリジナルの筋トレシリーズより、オープンハミングで徹底して、ベルティングの閉鎖の感覚を鍛えていきます。

 

そしてなんとこの閉鎖力が鍛えられると若返るそうですよ!

みぞおちやお腹に力が入ってすごく体力使うし、声が若返るのでキレイになる人が続出だそうです。。。!!!

 

逆に閉じる力が弱いと、声が漏れたり、張り上げになり喉が締まったり、鼻にかかったりします。



Chico先生がハミングで歌うたびに

「すごいです、すごいです、それです~~~~!それがやりたい~~~~!!」

と拍手が止まらないMさん。

リアクションが素晴らしい!!!!!!

 

M氏もListenの高音部分をハミングで歌ってみます。

声が漏れそうになると「あ!(笑)あ!(笑)タライ!(笑)」とChico先生。

 

また一同爆笑

 

楽しいレッスンです(笑)

 

M氏「なんで張り上げが入ってきたか分かりました!!高くなってきたらうわーって前に声やりたくなっちゃう」

 

ChicoP「高くなったら引っ込める。こらえる。押し込めるって感じ。ダイヤモンドもそうでしょ?圧縮するの。このハミングの感覚が大事。」

 

ChicoP「あと、音符を後ろから噛める?自分の後ろでパペットマペットがしゃべってるみたいに。歌ってるのは私じゃありませーんって。」

 

「で、喉のここからスパーんって出すの。音がどれだけ盛り上がろうと、淡々と歌詞をお喋りするの。」

 

M氏「わぁーーー!!!できた!!!!!すごい!!すごいです先生!!!」

もう♡♡♡♡♡が止まりませんM氏。

嬉しそうでこっちも嬉しくなります♪

 

Listenにはね、秘密があるのよ。



Listenをベルティングで歌うには秘密があるのよ、とChico先生。全て地声のパワフルなベルティングでは歌えないので、賢く計算してペース配分をしていくことが大事だと。

 

そこで、Litenを歌う上での緻密な戦略をMさんに伝授。

これにM氏はさらに大感激!「それやりたーい!!」というわけで、技術的なトレーニングで整えた後は、感情の解放に入ります。

 

M氏「本当にハイパー忘れてました!」

ChicoP「本当だよー!ふわっと生きてんじゃないよ!(笑)さっきの技術を入れながら心のそこから思いっきり叫んで!!」




M氏「Yeahーーーーー!!!!全然痛くない!叫んでるのに!鼻腔共鳴では絶対に来れない境地です!」

 

ChicoP「そうなのよ、本格派と言われてる人、みんなこっちだから。アレサフランクリンとかの超高音もこっちで歌ってる」

 

M氏「こっちなんですね~いや~めっちゃ楽しかったです~!!!」

 

と大満足でレッスン終了となりました♪

 

感情表現の大切さ

 

やはり、人の心を動かすベルティングには正しいテクニックにプラスで強い感情表現が必要だということが改めて分かりました。

 

それがベルティングの凄さであり、歌い手としてめちゃくちゃ楽しいところですね!

 

さらに、レッスンを通して、M氏の表情や雰囲気がキラキラ輝いていくのがはっきりと分かりました。

 

好きなことを極める、できなかったことができるようになる、とにかく声を出していて楽しい!そんな感情が人の心を豊かにして、どんどんその人が美しく輝いていく秘密なんだと。

 

Chico先生がよくおっしゃる、素直に喜ぶ人はめちゃくちゃ伸びる!という言葉をこのM氏のレッスンから改めて教えていただきました。



Listenをフルで、しかもベルティングでパワフルに歌いたい!という方は強烈な感情表現を忘れないでくださいね!!歌うことを楽しんでいきましょう!

 

 

Shallowをベルトして歌いたい!

 

さて本日2人目のクライアントはChico先生のレッスン3回目のOさんです。

レッスンを受けてから、歌うことが楽しくて連日すごい練習されてるようです!!



そんな中で高音が続くと苦しいという悩みがあるそうで、

練習曲はレディガガのShallowで最後の大サビ部分が気になる、とのこと。

 

ではいつものように喉の筋トレしていきましょうか!!

 

発声の基礎を作る喉の筋トレシリーズ

 

リベルティング発声法には、ベルティングの基礎づくりにとても効果的なスケール練習があります。その名も「喉の筋トレシリーズ」

 

まずはウォームアップの王道リップトリルから!

口の中に卵が入ってると思って喉をできる限り開けていきます~

リップトリルはほうれい線にも効果があるらしいです!

歌と美容の両方が磨けて一石二鳥の筋トレですね!!

 

続いてオープンハミング!

 

力強いベルティングに必要な絶対条件でもある、外側の筋肉はリラックスしたまま、中にある声帯だけを閉じていくための訓練ですが、そんな難しく考えなくても息を止めると声帯は閉じるのでその感覚を積み重ねていくと声が変わってきます。

 

そしたら次はベルティングに欠かせない、カリスマスケール!


Chico先生も

「そう!すごくいい!」

「カリスマね!」

「戦いの戦士って感じ!」

といろいろ声をかけます。

 

すごい声出ますね!!!!

「先生の魔法のおかげです~♪」とOさん。

 

遠くに飛ばしたいなら後ろに引け!

 

高音もよく出てますが、ここで「眉間が痛い」とOさん。

眉間、、、?

眉間が痛くなる方は、、、、初めて聞きました。

 

眉間が痛いと言うことは、前側に声が響いていると言うこと。
REBELTING発声法では、高音になるにつれて後ろに声を響かせていきます。

 

調整していきましょう。

 

ChicoP「弓矢とかパチンコを想像してほしいんだけど、遠くに飛ばしたいなら後ろに引くでしょ?それと一緒。やってみて。」

 

Oさん「すごい、先生説明上手~分かりやすい!拍手」

「こんな世界があるんだなってくらい声出しやすくなりました♪」

「眉間じゃなくて体が疲れるようになりました」

 

続いて閉鎖系エクササイズや、フラットする時に効果的な面白いエクササイズを次々と行い高音を発声するポジションを調整していきます。

 

こちらでも全然力みないですね~すごい~!

 

よし、そしたら歌ってみましょう!

おーめっちゃ声でてますねー!

 

では、悩みだったShallowの大サビのところを重点的にやっていきますよー




サビ前の「Oh~OhOhOhOh~」からの大サビ、難しいですよね!!

シャロウ歌ったことある人ならみんなあそこでカッコ良くブチかましたいと思うはず!!

 

最後の「Oh~」のロングトーンは息を絶対漏らさない+押さない。

このせめぎ合いでぴたっとハマる静かな場所がある。



これはBELT3のフェーズで習得するベルティングスポットになります。

 

最初のうちは息がどうしても漏れてきて難しいですが、ここは少し時間をかけて習得していきましょう。

 

ベルティングは喉を開けすぎてはいけない

次は、Oさんのもう一つの悩みの解消に取りかかっていきます。

 

 

  • 高音で声が籠る感じがする

 

 

同じ悩みがある人はいませんか?これワンボイスNEOの生徒さんでも結構いるんです。

 

  • 高音でスコーンと声が抜けない
  • こもった感じがして気持ち悪い

 

喉が下に開き過ぎると声が籠って聞こえるので、パワフルなベルティング発声では喉を開けすぎないように調整していきます。

 

これでかなり発声がよくなりましたねー!!

 

「楽しい!新感覚!!」

と、Oさんもとっても嬉しそうです!!



ベルティングは喉を開けすぎないことが重要なんですが、基礎ができていないうちは、この喉を上げる調整が自由にできず、喉が締まるか開けるかの白黒歌唱になってしまいがちなので、注意が必要です。

 

あなたが歌う理由は?

 

Chico先生は、私たちに「どうして歌うの?」と聞いてくれて、目標を共有し、本人の歌う理由に合わせたレッスンをしてくれます。

 

そんなOさんが歌う理由とは。。。?

 

「表現がしたい。誰に見せるわけでもないけど。空間を震わせれるような。このまま練習していったら自分から何が出てくるかっていうのを楽しみにしてる。自分というのがエゴで、エゴがなくなった自分が見てみたい。」

 

おぉ、、哲学的な!!壮大なビジョンですね!

でも、そんな方にREBELTINGはピッタリです。ベルティングで発声を整えることは、エゴが消えてバランスの取れた声になること。その声を手に入れて、人生が好転していく人がたくさんいることから、「人生が変わるボイトレ」とも呼ばれています。



最近レッスンにいらっしゃる方のお話を聞いてると、ただ単に「歌がうまくなりたい」という方よりも、「自分の内側とつながりたい」とか「自分が知らない自分を見たい」とか「自分を解放したい」そういった理由で歌を習いに来る方が多いですね。

 

歌を習う、じゃなくて「声をマスターする」って感じですかね?

 

高い志と明確な目標を持ったOさんの今後の成長もとても楽しみです!!

 

Oさんのレッスンプラン

歌手を目指している訳じゃないけど、本当の自分の声と繋がりたい、そんなOさんは、Chico先生が帰国されたら対面レッスンを2回入れて、その後はNEOトレーナーと基礎練習を徹底されています。

 

Chico先生のレッスンは新しい気づきや、即効性のある悩み解消など、本当に魔法のような時間なのですが、ベルティングや発声の構築にはコツコツと練習を続けて、自分の声をコントロールできる力を鍛えることが必要です。

 

なので、Chico先生がロサンゼルスに戻られた後は、NEOトレーナーがOさんの基礎練習を引き継がせていただいています。

 

結構、このスタイルで受講されている方は多いです。

本格的なワンボイスコースを受けるほどではないけれど、声を磨いていきたいという方は、東京・大阪・広島で対面レッスン&オンラインも行っています。

 

正しいフォームで発声の基礎づくりをしていきましょう!

 

お読みいただきありがとうございました!

またレポートさせていただきますね♪

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