【Vol.1】名門音楽大学AMDAに合格したChikaさんのNYブロードウェイへの道!

rebelting academy international ブロードウェイ ワンボイスneo ワンボイスマスターコース Oct 20, 2024

HELLO BELTERS!
今日は、ワンボイスマスターコースを終えて、NYの名門音楽大学、AMDA・The American Musical and Dramatic Academyに入学したChikaさんへインタビュー!

 Chikaさんの入学に合わせて私ChicoもLAからNYへ飛び、2日間彼女の新生活に密着してきました。

 

Chico チカさーん!まずは憧れの学校、AMDAへの入学おめでとう!!ここまで本当によく頑張ったよね。色々ありましたけれど。よく一つ一つ乗り越えて頑張ったよ、本当に。

  

チカ もう本当に遂に来たー!!!って感じです。やっと夢のスタートラインに立てた感じで、これからが本当に楽しみです!

 

絶望の日々から運命を変えるきっかけ

Chico じゃあ先ずは、チカさんがREBELTING ACADEMYに入ったきっかけを聞かせてもらおうかな?

 

チカ はい、初めまして、太田智佳です。23歳、千葉県出身です。私は小さい頃からずっとブロードウェイ女優になりたくて。

高校の頃から、ミュージカル系の学校に通って、そこからダンス・芝居・ボイストレーニングを受けてたんですが、すごく厳しい指導をされる環境で、ある日ストレスから、突発性難聴になって耳が聞こえなくなって。それで歌えなくなってしまって。

もうブロードウェイの夢は終わったんだと、絶望の毎日でした。

 

そんな人生のどん底を彷徨っていたある日、以前からフォローしていたChico先生がインスタで、NEOトレーナーのYuu先生の東京レッスンがあるという情報を見て、これだ!と思って申し込んだんです。

 

そしたら、1回のレッスンで長年の声の悩みがスコーンと飛んでいって、これはやばい!リベルティングやばい!!絶対ワンボイスコース受けたい!と思って。

で、Chico先生に勝手にお金振り込んで無理矢理ワンボイスをやってもらいました。笑

 

今は、ワンボイスマスターコース9期生としてNYから動画投稿に参加させてもらってます。

 

 

Chico そうだね、ワンボイス受けさせてください!もうお金振り込みましたからって突撃してきたよね?笑。

え?募集してないけど??みたいな。笑

 

チカさんの他に、もう1人ワンボイス突撃してきた人がいてさ、スクーターガールのルリ子さん。

彼女は「Chico先生私8月に行きますからね!」ってLAに来たのよ。彼女も今NYで活躍してるミュージカル女優さんよ。

やっぱり海外に出るインターナショナル組はバイタリティーが規格外だからな。

 

でもこれ読んでる人は突撃してこないでよー?今はワンボイスNEOコースができてるので、そちらへお願いします。笑

 

夢への道筋が分からない!将来への不安と鬱

 

チカ それで、突撃ワンボイスコースが終わった後は、Chico先生の単発レッスンを定期的に受けていて。今までの声の悩みはなんだったんだ?ってくらい歌えるようになって。

その辺りから、オーディションにもバンバン受かるようになって、日本のミュージカルや舞台、コンテストに出させていただくようになったり、外に出て音楽活動を積極的にするようになりました。

でも、日本では活動できるようになってきたけど、どうやったら夢のブロードウェイへ行けるのか、突破口が全然見えなくて。特にお金の問題が大きくて。

私の家は特別裕福な家庭でもないし、留学してるお金持ちの子のインスタとか見てたらブランド物の洋服やバッグを持ってキラキラしてて。でも私はダルダルになったレッスン着でダンスや芝居のクラスに通ってて。もうお先真っ暗で途中本当に鬱になりかけてた時もありました。

 

Chico あーその回覚えてるわ〜。レッスンに来るなり、「Chico先生、私鬱です」みたいな。笑 「はあ?鬱なんてねーよ!」って一喝したんだよね?

あなたは世界をインスパイアする未来のブロードウェイ女優なんだから、ドラマチックなストーリーが必要なのよ!今は貧乏しときなさい!そっちの方がオモロイじゃん!!って。

常に自分は物語の主人公を生きてることを忘れずに。金持ちのお嬢様が成功する物語なんて別に面白くないじゃんね?って話をしたんだよね。ボロボロの服着とけ!!みたいな。

チカさんは将来成功して、ブランドの服やバッグなんていくらでも買えるし、ファンからプレゼントされる未来になるから、今はそんなのいらないんだよ!ってね。ていうか、アメリカで夢を追う若者はブランド物とか持ってないから、そもそも、っていうね。日本の若者のブランド思考って世界的に見て普通じゃないから。

 

チカ そうでした。それで、お金持ちじゃなくても、ブロードウェイで成功できる道があることを未来の日本人達に教えたい、私がその道を作りたい!って新しい目的が生まれたのも大きかったです。Chico先生と一緒に自分の人生ストーリーを書いたときに、未来がはっきりとイメージできて、鬱とか吹き飛びました。笑

 

Chico ね?そうだね、人は自分より大きな「偉大な理由」に目覚めると、たくさんの力に応援される新しい人生が始まるからね。

あと金銭面と言えば覚えてる?渋谷のスタジオNOAでさ、AMDAに行くためのコンサルもしたもんね。

「あなたは何がしたいの?NYに行きたいの?それとも一生生徒でいたいの?」みたいな。

「NY行きたいんだったら、生徒なんかやってないで早く行きなよ!お金がないなら、レッスン代に使うんじゃなくて留学費用貯めなよ!」みたいなさ。

 

チカ ありました!あれは衝撃的でした。笑 Chico先生ボイストレーナーなのに、レッスンに来るなって言ってる。。。みたいな。

こんな先生初めて見ました。笑

でも本当に、そこから一旦全てのレッスンを受けるのをやめて、バイトと英語の勉強に集中して。

 

アメリカ人審査員から才能を絶賛

 

AMDAの東京オーディションの前にChico先生にオンラインレッスンで見てもらって。

それでオーディションで歌った時に、アメリカ人の先生からすごく褒めてもらえて。ビックリして。

 

Chico 「あなたすごく才能があるわ、ぜひうちの学校に来てほしい!」って言われてたよね? 数々のブロードウェイ俳優を輩出してきたAMDAの講師に、絶賛されるっていう、あの日の経験は、チカさんの中で結構大きかったんじゃないかな?

でもそりゃ、あれだけ歌えたら絶賛されるはずよ!!学校とかじゃなく世界のトップレベルに行けるよ。

 

アメリカは実力社会だからね。才能が大好きなの。才能が共通言語というか、才能と実力があれば人種も学歴も関係なく評価してもらえるから、私は特に驚かなかったけどね。笑 

ですよね?って感じよ。そりゃそのつもりで世界レベルのベルティング発声をトレーニングしてますから、みたいな。笑 私もプライドをかけて生徒を育ててるからね。

 

チカ 家族も「本当に上手くなったねー」って喜んでくれてて嬉しいです。

 

Chico ね、それが一番嬉しいよね。

私も19歳の時に、中身のない芸能スクールに何十万っていうお金を払ってもらったことがあってさ。本当に両親に申し訳なくて苦しくて。

だから、REBELTING ACADEMYでは、生徒だけじゃなくて、サポートしてくれるご両親に対しても期待を裏切らないように誠実でありたいと思っているんだよね。

 

アメリカの大学は学費も高いから、ご家族も大変だと思うけど、ここまで発声を整えてからの音楽留学なら、歌唱面で失敗することはほぼないから。

あとは、声の問題がない分、世界トップレベルの先生達からしっかりと学んで、次のステージ、ブロードウェイ女優への道を開けていく、と。私もLAやNYで音楽留学してる生徒を見てきたけど、本当にね、発声の基礎ができてないまま渡米した子達って、喉の力みがあったり発声の問題でつまづいて、何も吸収できないで終わっていくんだよね。それも悲しいんだよ。

 

 1500万円の学費の準備

チカ 本当に学費はすごく高くて、特に今は歴史的な円安でもう本当に大変で。家族にも無理言ったし、奨学金とかもいただいて、できる限りのことはしたので、無駄にならないようにできる限り学んで吸収したいと思ってます。ちなみにおばあちゃんが、「金がかかる孫だ〜」って言ってます。笑

 

Chico やっぱり本場アメリカに音楽留学するとなると、奨学金もらえても1500万円くらいは必要だもんね?

それで肝心の学校はどんな感じ?人種や年齢層は?

 

 ブロードウェイ女優を育てる名門校ってどんな感じ?

チカ 学校は、18歳や19歳のアメリカ人の学生がメインです。

人種的には、白人、黒人、ヒスパニックが80%くらいで、アジア系は20%くらいかな。私以外に日本人の生徒さんも1人いて、すごい心強いです! 

 

Chico 授業はどんな感じ?やっぱりアメリカの大学だから宿題とかいっぱいある?

 

チカ 来週10月21日から本格的に学校が始まるんですけど、15日に寮に入れて、今週は朝の9時から3時までずっと入学前のレクチャーがありました。

レクチャーではブロードウェイミュージカル女優になるためのものすごい量の生きた情報がシェアされます。


特に遅刻は絶対にダメ。

プロとしてのルールが学校の中でも徹底されていて、授業も遅刻したら入れないので、学校生活の中でミュージカル女優としての心構えを磨くことができます。

 

 日本と全然違う!驚きの授業!

 

あとは、2日前にブロードウェイツアーがありました!

実際にタイムズスクエア周りを歩いて、ブロードウェイに携わるAMDAの卒業生が、街を案内してくれます。
ここはリハーサル用の劇場だよ〜とか、オフブロードウェイとブロードウェイの違いはこれだよ〜とか。

ここでしか知れないようなマニアックな情報満載で。

でもそのツアーの日が激寒で、10月なのに足にしもやけができるかと思ったんですけど、なんとか乗り越えました。

あと、ツアー中の説明が、ポータブルマイクなんですが、音が割れて英語が聞き取れない。。。

もう最初から試練で泣きそうでした。。。でもクラスメイトに説明してもらったり、なんとかついていけてます。

Chico やっぱり語学の壁もそうだけど、海外生活は試練の連続だよね?でも学校のイベントとか楽しそうだね!他には?もっと聞かせて?

 

チカ すごくびっくりしたのが、インティマシークラスというものがあって、これは、俳優として、フィジカル的な面で自分的に何が良くて何がダメかをはっきり意思表示できるようになろうというレッスンでした。

例えば、芝居の中でどれぐらい触れられるのはOKかとか、キスシーンはどうするかとか。

 

やっぱり、ブロードウェイという過酷な現場で、プロとして長く活躍していくために、こうやって自分のバウンダリー(境界線)をしっかりと守ることが大事なんだなと考えさせられたというか。あと、ジェンダーに関して理解する時間もあって。私はShe・her、とか。She ・Themな子もいて、ちょっと理解するのが難しいんですが。

そこまで俳優の人権を尊重してくれているんだなっていうのは、さすがアメリカ、さすがブロードウェイだな!って。

私、今、憧れの学校に入って世界レベルの教育を受けてるんだ!やっとここまで来たんだ!ってすごい感動しました!!

 

Chico 日本だったら、監督や演出家の指示に絶対従う!みたいな風潮があるよね?監督が脱げって言ったら脱ぐ!みたいな。昭和生まれの私はそういう体育会系な日本の風潮は嫌いじゃないけどね?

でも今のブロードウェイの風潮はそんな感じなんだね? それを最初のレクチャーでやってくれるっていうのがアメリカ的だよね、世界レベルというか。やっぱり世界レベルは個人の尊重が半端ない。

 

 

飼い殺しではなく育てて卒業させるプログラム

チカ 学校のレッスンではとにかく自分を表現しなさい!ってすごい言われます。先生達がやり方を一方的に押し付けるのではなくて、とにかくWHY?とよく聞かれます。

どうしてそう思ったの?どうしてそういう解釈をするの?って、自立したミュージカル女優を育てることを心から考えてくれてる学校なんだなってすごく感じます。

 

でもこれはREBELTING ACADEMYと似てる!って思いました。

 

飼い殺すんじゃなくて、プログラムが終わったらちゃんとステージに立てるように追い出してくれる。卒業がある。

終わりがあるから、Chico先生にも気を使わなくてよくて、本当に楽!変なストレスがないですよね!だからこそ、コースの期間中に一生懸命トレーニングして、READYな状態になりたい!って意識が高まりました。

 

あとは終わりがあるからこそ、将来の計画も立てやすいです。例えば、

1年目ワンボイスコースやって
2年目にNY行って学校で磨いて
3年目からブロードウェイのオーディションを受け始める、っていう。

 

オーディション禁止令

あと、AMDAは、1年目に外部のオーディション受けちゃいけないんですよ。

1年目はしっかりと徹底して基礎を鍛えなさい!って感じでそれが終わるまではオーディション禁止。

 

なんかここもREBELTINGのワンボイスと似てるかなって思いました。
Chico先生はオーディションに関しては好きにすればいいじゃんって感じだけど、コース中は他のボイトレが禁止だったり、YouTubeでさえボイトレ情報を見ちゃダメじゃないですか。

本当に、徹底的に基礎づくり一本に絞る!みたいな。

 

Chico そうだね、やっぱり、中途半端な時に一番挫折したり逃げ出しやすいから、最低1年間は私も生徒を飼い殺して(笑)

徹底的に基礎を叩き込んで世界レベルのシンガーに育て上げますけどね。 

授業はついていけそう??

 

チカ はい!頑張ります!宿題が多くて泣きそうですが。。

 でも、お陰さまで発声面は悩みはほぼ無いし、これちょっとびっくりしたのが、アメリカ人学生のほとんどが踊れないんですよ!AMDAの入学試験には、ダンスがないこともあると思うんですけど、2ステップって何?!っていうレベルで、これには驚きでした。

 

とにかく、1セメスターはみんな意気込んでるけど、2セメスターが厳しすぎて辞める子が続出するらしいんです。

どんな授業になるのか怖くもありますが、主席で卒業できることを目指して頑張っていこうと思います!

 

 

実はレベルが高い日本人

 

Chico なんかさ、日本に住んでる「アメリカはすごい!」ってイメージが強すぎて、みんな頑張って夢のアメリカレベルに追いつくぞー!!!って一生懸命やってるんだけど、いざアメリカに来てみたら、「あれ?みんなこんなレベルなの?」ってなることが意外と多くて。

 

チカ そうなんです、私も実際にNYに来て、ミュージカル女優を目指してるのに、踊れない子達を見た時にそれはちょっと思いました。

 

Chico そうだよね。でも、一歩プロの世界に足を踏み入れたら、世界中から集まったあり得ないレベルの才能達が溢れる街がNYやLAで。

私ね、意外と日本人って世界のトップで活躍できる人たくさんいると思うよ?

今、大リーグも大谷翔平選手をはじめ、日本人プレイヤーが何人もトップレベルで活躍してるし、この間SHOGUNもエミー賞で歴史を塗り替える快挙だったし。

 日本人の精神性や、勤勉さ、きめ細やかさって、ものすごいレベルが高いんだよね。だから、「アメリカはすごい」という風潮に押しつぶされないで欲しいし、どんどん世界に挑戦して欲しい。

 

ちかさんも、2年後3年後、日本人ブロードウェイ主演女優として世界をインスパイアして欲しいと思います!!トニー賞獲っちゃってください!!

 

 

チカ ありがとうございます!頑張ります!

 

SNSでChikaのリアルNY生活をフォロー

チカさんのプライベートAMDA奮闘記はインスタグラムでフォローしてくださいね!
 

_________

太田智佳・Instagram
@kyorochan

_________ 

  

*アーティストは多忙な学校生活の中、技術習得に集中しておりますのでDMで留学相談などはお控えください。
質問などございましたらREBELTING ACADEMYまでお問い合わせください。

2025年6月に東京にてブロードウェイに興味があるミュージカル志望者に向けたChika x Chicoのワークショップを予定しています。

 

【関連記事】
【Vol.1】名門音楽大学AMDAに合格したChikaさんのNYブロードウェイへの道!
https://www.rebeltingacademy.com/blog/chika-ny

【Vol.2】Chikaのブロードウェイ奮闘記!〜NY寮生活編〜
https://www.rebeltingacademy.com/blog/chika-ny2

 

世界を目指す日本人アーティストへ

 

REBELTING ACADEMYには、将来性のあるアーティスト達が、それぞれの才能を高めるためにボイストレーニングに来られます。

今回、彼女の夢を実現するために、

  • 世界基準のボイストレーニング
  • アーティストの為のコンサル
  • マインドワーク
  • 入学オーディション対策レッスン
  • 学校への推薦状

    などサポートさせていただきました。

 

大きな夢への第一歩を踏み出したChikaさん。

この記事を読んで、自分も挑戦したい!と才能がウズウズしてるあなたへ!!

先ずはそのバイタリティーに見合った発声の実力を手に入れて、世界へ挑戦してください!

REBELTING ACADEMYは夢に向かって頑張るあなたを応援しています!!

 

Chikaさんが受講した2つのコース

たくさん質問をいただくので紹介させていただきます。
Chikaさんが受講したコースが下の2つになります↓

ワンボイスNEOコース(1年間)
ワンボイスMASTERコース(NEOコース修了者限定・6ヶ月集中コース)
MASTERコース詳細はNEOコース受講生に公開させていただいております。

 

 

REBELTING ACADEMY INTERNATIONAL
世界を夢見るバイタリティー溢れる
未来の歌姫へ

 

東京対面レッスン予約

認定NEOトレーナーによる対面レッスンを毎月渋谷で行なっています。お申し込みはこちらから↓

日程を確認

無料カウンセリング

コース選びやレッスン受講に迷っている方へ向けた15分の無料カウンセリングです。お気軽にお申し込みください。

予約する

ワンボイスNEOコース

次回ワンボイスNEOコースの詳細&お申し込みはこちらからどうぞ

詳細を見る

ベルティング入門講座